娘と水はなんでつかめないのか?の話し合い、元理科教師の血が騒ぐ

 

Why!プログラミングという番組を見て

娘っこがパソコンを開いて

自分で描いたうさぎさんと猫さんを

色とりどりに光らせて遊んでいます。

そんな時代になったのか・・・。

「みずはつかめないよね〜」

それは娘っこと一緒に

お風呂に入っていた時のこと。

 

お風呂のお湯を手でバシャバシャしながら

「みずってつかむことができないよね〜」と娘っこ。

「お?どうしてつかめないんだと思う?」と聞き返す。

「いわとかみたいに固まってないから。」

ほーなるほどなるほど。

「じゃあ、おみずを冷凍庫で固めたら氷になるよね?

氷は掴める?」

「あれは、冷蔵庫で冷やされたからだよー」

「じゃあ冷やされたら固まりになるの?」

「うーんとねえ・・・・」

 

こうやって何度もやり取りをしていって

どんどん考えを導き出す。

こういったことを本当はやりたかったけど

やれなかった自分がいる。

 

実は元教師

わたしは、教員をやっていた時期がありました。

1年というとても短い期間ですが。

教科は理科。

生徒からいろんな仮説を導き出して

それが本当かどうかを確かめながら

授業を進めていく。

そんなことを夢見て教員になりましたが、

現実はそううまくいかず、

理想と現実の違いに歯痒さを感じたり、

先生間との空気感など、

さまざまな要因が重なり早めに転職することにしました。

 

もっとこんな授業が展開できていたら

よかったのになあってたまに思うことはありますが

後悔はしていません。

 

理科以外でも役に立つ考え方

理科は、

まず疑問に思ったことに対して

どうしてこうなるのかを考えていきます。

もしかしたらこうかもしれないという仮説を立てるんですね。

そして実際に仮説が立証できるかどうかを

実験をしてやってみます。

その実験で得られた結果を踏まえて

どうしてこうなったのかをさらに深く考える、考察をしていきます。

そしてその考察から出てきた新たな疑問があれば

また仮説を立てる・・・と言ったように、

仮説→実験→結果→考察をぐるぐる繰り返していく科目になります。

 

これって日常生活でも同じことが使えるんですよね。

例えば、

朝早くに起きよう!と思った時に

目覚まし時計をかければ起きれるという仮説を立てます。

そして実際に目覚まし時計をセットして寝て

起きれるか試してみます(実験)

結果、目覚ましを止めたけどすぐに寝てしまって

早起きできませんでした。

じゃあどうして目覚ましを止めたけどすぐに寝てしまったのか、

近くに置いてあったからすぐに止めることができてしまったのではないかと考察します。

ならば次は遠くに目覚まし時計を置いてみたらどうか?

と言った感じで応用することが可能です。

これってもしかして

「PDCAサイクル」と同じことかもしれませんね。

 

 

お風呂で水についてのやりとりをしている時の

娘っこの目はキラキラしていました。

どうしてこうなるんだろうって

自分で考えて話して考えて。

自分の子供にこういった考え方を

教えてあげられてるだけで

昔の自分がちょっと救われている気持ちになります。

 

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