少し前まで、肌寒くダウンをきて外に出かけていましたが、
ここ最近は一気に気温が上がり、春らしい天気が続きました。
私が住んでいるところは北の大地の田舎町なのですが、
冬は極寒、夏も常夏と、冬と夏で最大で60度くらいの差があります;
毎年、春と秋は一瞬に過ぎ去ってしまうので、
ちょうどよく心地よい気温や天気の日はとても貴重に思えます。
昨日は、まさにちょうどいい春らしい天気、
少し風は強いですが、娘の希望で家の前で自転車の練習〜。
と言っても、補助輪が二つ、しっかりとついています笑
一生懸命自転車を漕いでいる娘の背中を見ていると、
ふとあることに気づきました。
こんな私でも唯一続けていることがあるじゃないか!
そう、それは寝る前の絵本の読み聞かせです。
はじまりは付録の絵本
娘が産まれて、絶対にしてあげようと思っていたことがありました。
それは絵本の読み聞かせ。
特に、私自身に強い思い入れがあったのかと言われると
そこまでの思い出はないのですが、
幼稚園の時に読んでもらった絵本の記憶がチラチラある程度。
でも、とっても楽しかったあ〜という思いが残っています。
毎日、絵本に触れることで本を読むことに抵抗感をなくしてほしいという思いもありました。
私は、本は読みますが、たまに読む程度。
とてもじゃありませんが「本が大好き!趣味は読書!」と言えるほど読んできてはいません。
小学校の夏休みの宿題の「読書感想文」は本当に苦手でした。
夏休み中に本を読まなければいけないという義務感が嫌で
本の序盤だけ読んで、話を想像して感想文を書き上げた、なんてこともありました(コラコラ;)
絵本は楽しいな〜と思ってもらおう!
そんな軽い気持ちで読み聞かせを始めました。
そして、娘が産まれてすぐの時、
本当に0ヶ月って時から読んでいた絵本がこちらです。
「ひよこクラブ」という雑誌の付録でついてきたこちら絵本
「もりのなかでかくれんぼ」
もりのなかをお散歩しながら、キウイを食べている動物さんたちを見つける、ちょっとした仕掛け絵本です。
Zespiさんとコラボした絵本のため、動物さんがみんなキウイを片手に描かれていました。
この絵本の他にも買って読んであげた本があったのですが、
一番初めに読んであげたこの絵本が一番リアクションがよかった記憶があります。
まあ0ヶ月なので、少し手を動かしたり足を動かしたりと
リアクションというリアクションも薄く
ちゃんと聞いているのかもわからない状態でしたが、
きっとこの子の心に届いてるはず〜!と思って
毎日毎日読み聞かせをしていました。
(もはや執念;;)
黙々と暗唱
0歳、1歳、2歳と
毎日毎日、寝る前の読み聞かせに
日中、娘が絵本を私のところまで持ってきて
「よんで!」と言ったときは
読んであげていました。
そうしていると、1歳をすぎて
自分で動き回れるようになってくると
自分で絵本をパラパラめくってじーっと見ているということも多くなってきました。
そして、2歳くらいの頃、
その時に娘が好きだった本が、こちら
ノラネコぐんだんシリーズの絵本
いつもように娘一人でパラパラしていると思ったら
「ニャーニャー たいへんだー」
「パン ああやってつくるんだー」
「かんたんだねー かんたんだよー ニャー」
と、一人で読んでいるではありませんか!!
最初は、え??文字を読んでる??と思ったのですが、
どうやら文章を覚えていて、ページになったら声に出して
暗唱していたのです。
当時は本当にびっくりしました、、子供って吸収力がすごい、、
あれから6年‥‥
今でも、本を読むことが好きなようで、
物語の絵本や説明文の多いものも読んでは、
得た知識を私に見せびらかせています笑
「ビスケットとクッキーの違いって知ってる〜?」
「信号機の色はなんであの色か知ってる〜?」
などなど‥‥
好奇心旺盛に育っていて嬉しい限り。
娘にどうして本読むのが好きなの?と聞くと
「え?だって、今まで知らなかったことがたくさん知れて楽しいから」
なんて大人な回答なんだ;;
ちなみに今も読み聞かせは続けていますが、
夫から、もう娘ちゃんは自分で読めるんだからやめなさい
と言われています。
娘が、もう読まなくていいよっていうまでは続けてみようかな〜?