くまの「いちご落とし」で考える子離れ親離れ。

 

幼稚園に通っている娘っこ。

幼稚園を通して

毎月絵本を購入しています。

おはなしチャイルドの本を定期購入していて

本日3月号が届きました。

「くまくんです。」というタイトルで

黒いくまさんが草むらからひょっこり顔を出している表紙。

幼稚園から帰宅した娘っこが

早速読んでくれと本を持って隣に座ってきてくれました。

くまの「いちご落とし」で考える子離れ親離れ。

くまはこぐまのうちに親から離れる

こぐまとそのおかあさんぐまが

最初に出てきて話がスタートするのですが

序盤のあたりで

親子でキイチゴ畑にいき

こぐまが夢中でキイチゴを食べている最中に

母ぐまが「もうだいじょうぶだ」といった感じで

こぐまのそばから姿を消すのです。

あれ?お母さんがいないなあ、なんて言いつつ

こぐまの1人での生活が始まります。

 

まあまあ序盤にこの流れになったので

読みながら「えー!お母さんいなくなっちゃうの?!」と

私がびっくり。

 

読み終わって最後に記載のある

作者の言葉のところに

くまは生まれて1年、2年ほどお母さんくまと一緒にいますが

その後は、キイチゴや何か別のことに夢中になってる隙に

お母さんぐまがこぐまから離れていっていくようなのです。

「いちご落とし」ともいうそうで。

くまにとっては当たり前のイベントなんでしょうが

私からしたらちょっとびっくり。

でも、もしかしたら母ぐまの方が正解なのかもしれません。

 

いつまでも子供扱いじゃいけない、羽ばたかせないと

ついつい子供のことを心配して

あれやこれややってしまったり

お世話をしてしまったりするけど

それは私の自己満足なのかもしれません。

 

私がやってあげたいからやる、のではなく

子供の将来のことを考えたら

間違いなく自分でできるようになるように

促してあげることが必要なのです。

いつまでもそばにいてあげることができないからこそ

1人でしっかりと考えて行動する力を身につけてあげる必要があります。

 

でも、それって結構大変なんです。

こちらでやってあげたり動いたりする方が

何倍も楽なんですが、それをやってしまうと

子供は成長できない。

時にはグッと覚悟を決めて

見守るっていうことをしていかないといけないんですよね。

 

ついつい洗濯物を畳んでタンスにしまったり、

お風呂で頭を洗ってあげたり、

食べ終わった食器を片付けてしまったり、

そういう小さいことも一つ一つ

自分の世話を自分でできるようにさせてから

社会に出るようにしないと後々困るのは子供なんですよね。

 

母ぐまを見習ってちょっと遠くから見守るようにしていかないとです。

 

 

この絵本を読んだ後に、

「どうする?かっかととっとと一緒に

いちご狩りに行って

娘ちゃんが美味しい美味しいって食べている最中に

かっかととっとがいなくなっていたら?」と聞いたら

「もう、置いていかないで笑」といっていました。

そりゃあね置いていかないよ、ただの迷子ですよね。

 

 

 

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