「しつこい」は遺伝する

 

ただいま娘と2人で実家に帰省をしています。

娘は久しぶりのじーじとばーばに大ハシャギ。

そして、じーじとばーばもはしゃいでいます。笑

 

そうして、ばーばである私の母と話をしていると、

「やっぱり親子って似てしまうんだな」と感じるのです。

 

私と母の共通点、「しつこい」です。

 

 

「しつこい」親子

 

私の幼少期 しつこい母

 

物心ついた時から、母はよくいろんなことに対して

しつこく何度も私に言い聞かせていました。

 

例えば、

留守番をする時には、

戸締りに気をつけてインターホンが鳴っても怪しい人の可能性があるから出ないで、ストーブは何度になったら一度止めて、冷蔵庫に作っておいたご飯があるからレンジでチンして食べてね、などなど‥

 

ちょっと間違ったことをすれば、

だから言ったでしょう!そういう時は、まずこうしてああして、こういった場合もあるからその時はこうしてああして、‥‥

 

そして、何度も同じこと繰り返して言います。

 

面倒臭くて返事をしていないと、聞いていないと思われて余計に喋ります;

「もうわかったからー!」と思っても「わかってない!」と言って話し続けます。

 

 

きっと子供を心配するあまり、教えてくれているのであろうと思いつつ。

ちょっと過保護なところもあったんだと思います。

 

小さい頃から、「しつこい」に触れてきていたので、

私はこうはならないでおこう、と密かに思っていました。

 

今、私が「しつこい」母

 

時は流れて、現在1児の母になった私。

 

まだまだ幼い娘、なかなかうまくいかないことがあったり

悪いことをしたりすることは日常茶飯事。

 

その度に、「だからね、」から始まり娘にぐちぐち言っている時が。

 

この前お散歩している時も、信号機の渡り方について説明をしていたら、あれ?なんだか私、「しつこい」が出てない?!

 

ハッとして話していた事を中断して、思わず娘に

「かっか、しつこかった?」と聞いたら、

今までずっと黙っていた娘が口を開き

「うん、しつこいよ。」と一言。

 

 

あんなに幼い時に、私は「しつこい」を出さないようにしようと

心に決めていたのに、気づけば「しつこい」のオンパレード。

 

あ〜 やってしまった!

 

つまづきが大事なのに

 

ついつい余計に言ってしまう、

それは子供の事が心配だから、というのと

自分自身が安心したい、

子供に危険を教えて回避させる術を教えてあげたという安心感がほしいからかもしれません。

 

でも、いつまでも子供は親のそばにいるわけではありません。

親を離れて自立して生活していきます。

 

そんな時に、つまづいて自分自身で起き上がる術を探せなかったらどうなるでしょう。

つまづいて考えて解決する力は、生きていく上で必要なスキル。

 

親は、子供が考えて解決する力を身に着けられるようにそばで見守る程度が、ちょうどいいのではないか。

あまり先々の事を言わずに子供に体験させるように努力せねば、と思いました。

 

 

そうは言っても、

ちょっと気が抜けているとすぐ出てくる「しつこさ」

 

幼い私が睨みを効かせます、「今のは、しつこかったぞ〜」と。

 

私自身も意識して努力したい次第です。

 

 

そんな事を考えながら、

先日「あちこちオードリー」という番組を

TVerで見た時、アンミカさんがゲストでいらしていました。

その時、こんな事を話されていました。

 

「人生 死ぬのが終着点

生きているうちは全部過程

完璧を求めるのは勿体無い

どうせ一生中途半端」

「負け知らずって思った時点で傲慢になっている

常にちょっとずつ負けるのが大事」

 

妙に納得してしまいました。

 

完璧を求めすぎず、ちょっとずつ負けて前に進む。

そんなことも意識して「しつこさ」を出さないよう成長していきたいです。

 

 

 

そんな娘は、夫が「もういいよ〜」と言っているのに

ずーっとアニメの話やゲームの話をノンストップでしている事があります。

「しつこさはやはり遺伝なのか・・・?」と心がざわつきました。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA